・殺フレ(カガネ・カケメ・やすけ)
・やすピー(ぴーちゃんかわいい)



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▽セ(ックスしないで殺しあう)フレンド(カケメ・カガネ・夜介)


フクロウ、キツネ、オオコウモリ。
夜の生き物は総じて白いものに惹かれるようにできている。

「白目のとこ」
「首筋いいよね」
「お腹を開いたりとかも」

暗闇への適応。というよりは、単なる好み。
狩りの瞬間の悦びを想起する柔らかさは、彼らの唇を自然と綻ばせる。目を瞑った瞼を撫で、髪をかき上げて息を吹きかけ、服の上から体の線をなぞる―――夜の生き物に相応しく、より深い温もりを求めて3つの影が交わった。

「―――ッア、」

あがる高音、掠れる悲鳴。
広がるぬるま湯に浸かり、狩人ふたりは獲物が動かなくなるまでひたすらに貪った。



「俺、カガネくんは牛乳って言うのかと思った」
「わたしも」
「…さすがに空気は読むって」

再び動きはじめて、また最初から。
朝が明けるまで。(なぜなら慣れない再生とやらは、ほんの少し疲れるからです)



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▽やすピー (やすピーとは…)

「ひまだねえー」
「ヤスケ、お仕事はしなきゃダメポチャ」
「知ってるよう」

机に懐くようにだらだらと両腕と顎を乗せたダメ受付と、お昼休憩のプロペンギン。お昼休憩と名はついていても、ペンギンの給餌ショーは水族館の目玉であるからして、要は単なるスイッチの切り替え時間。
プロはメリハリをつけた生活を心がけるものである、と先輩ペンギンが胸を鳩のように反らせて語っていたのを思い出し、彼女は知能レベルの等しい友にヒマの過ごし方とやらを問いに来てみた、というわけである。
が、友ときたらこのザマ。メリハリとはなんだったのか。

「だってねピーちゃん、今日お客さんいない」
「…それは云わない約束ポチャ…」
「新しいフレーズが増えてる…えらい…」

眠たげな声。机の上に伸びきっていた手が降りてきて、もふもふと羽毛を撫でた。
しかたないポチャ、とあきれたように首を振る、小さな彼女は未だ知らない。
釣られて眠くなるという生き物の習性と、そんなときに膨らむ自分の羽毛の柔らかさは。

「ピーちゃんも眠くなった?だっこしたげるねえー…」
「ポチャ…」

枕にすごく丁度いい。
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